TW10からの仕様変更により、操作が変わる機能はありますか?

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2020-10-23 02:40

仕様改善等についてはリリースノートに記載しておりますが、
大項目に関する記載になっているため、記載されていない項目に関して下記に記載します。

時間計算の焼き付け処理に変更になった事に伴い、過去バージョンで課題となっていた
課題の対応など
 ①届出が手入力かどうかを判断すするためにと届出の確定Fを保持するように仕様改善
 ②時刻の確定フラグを勤務場所3に入れる
 ③入力日時/設定日時に入れる時刻の仕様変更
等が発生しています。

①届出の確定F
仕様変更により、手入力された届出は確定扱いとなります。
旧バージョンでは、勤務情報早退や遅刻などの届出が自動で登録される設定を行っている場合で、
本来は届出が登録されない日に手入力で届出を登録すると、
保存ボタンをクリックしたときに届出が自動でクリアされていましたが、
TW10では手入力(=確定)のため時間計算時に削除されなくなります。

②時刻の確定フラグを勤務場所3に入れる
◆申請時刻に予定時刻をセット
 対象日の勤務設定で申請時刻の予定時刻セットにチェックが入っている
 (KNKINMU2.フラグ1=1)の場合
 対象日の予定入場・退場を1度計算で求めた後、申請入場・退場にセットした状態で再計算し
 未打刻でも予定通り出勤したかのように計算結果を出力します。
 申請時刻に入力済みのデータがあった場合はそちらを優先します。
 対象とするのはシステム日付以前で、
 対象日がそれより後の日付だった場合はセット処理を行いません。
 また実入場が遅刻になっている場合、
 実退場が早退になっている場合も対応する申請入退のセット処理を行いません。
 ※この機能でセットされた申請時刻と直接入力された申請時刻の判別がつかない問題対応のため、
  申請・予定各時刻に対し自動セットか手入力かを判定するフラグ処理を追加しています。
  このフラグに関しては"勤務場所3"項目に連結して保存しています。

③入力日時/設定日時に入れる時刻
TW10では、月度別入力画面などに「更新日時」「基準日時」が表示されるようになりました。
(日次情報テーブル上では、更新日時=入力日時、基準日時=設定日時になります)
この項目は旧バージョンでは時間再計算時に日時が登録されるようになっていました。
TW10では「更新日時」以降にデータ更新が発生した場合、日次データ参照時に
再焼き付けがされます。

他、仕様改善されている項目として
 ④未来承認可の場合、一括承認で承認可能な範囲と手作業での承認可能な範囲が異なるのは
  問題だとして仕様改善
 ⑤休暇付与にて、誤って過去を実行した場合に現在の付与データが消えてしまうため、
  過去ができないよう仕様改善
等もあります。

④について、一括承認した際に過去バージョンでは未来分については承認されていませんでしたが、TW10では「未来承認を許可する」という設定になっている場合、一括承認すると未来まで承認されるようになります。
過去バージョンと同様の動作をご希望の場合は、お手数ですがサポートセンターまでご連絡願います。

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