法改正への備え
勤務間インターバル制度の義務化が検討されています

 

休息時間の不足を、

打刻のその場で。

勤務間インターバルは「退勤してから次の出勤までに何時間空いたか」で決まります。 時間管理端末 KS4200/KS5100 は出退勤予定時刻と打刻実績を照らし合わせ、 休息時間の不足や連続勤務の長時間化を、打刻したその瞬間に画面表示でお知らせします。


対応端末 KS4200 / KS5100

 

画面表示例(ボタン構成・メッセージは設定により異なります)

 

 

法改正の動向

努力義務から義務へ。原則11時間が議論されています

勤務間インターバル制度は2019年4月から企業の努力義務とされていますが、 厚生労働省「労働基準関係法制研究会」の報告書(2025年1月公表)では、 これを引き上げて原則11時間の休息確保を義務づける方向性が示されました。 施行時期は確定していないものの、義務化そのものは「するかどうか」ではなく「いつ、何時間で」の段階に入っています。

2019.04

努力義務化


労働時間等設定改善法により、勤務間インターバルの確保が企業の努力義務となりました。

2024.04

一部業種で義務化


自動車運転業務では改善基準告示の改正により、最低9時間の休息が義務づけられました。医師の時間外労働規制も同時期に適用開始。

2025.01

全業種への義務化を
検討中

研究会報告書で原則11時間の義務化が提言。労働基準法改正案の国会提出は見送られ、施行時期は未確定です。

施行後

日々の実績管理が
必要に

制度を定めるだけでなく、確保できているかを日々確認・記録できる運用体制が求められます。

 

出典:厚生労働省「労働基準関係法制研究会 報告書」(2025年1月)、労働政策審議会 労働条件分科会の公表資料に基づく当社まとめ(2026年8月時点)。 法改正の内容・施行時期は今後の審議により変更される可能性があります。最新情報は厚生労働省の公表資料をご確認ください。

 

義務化されたとき、いちばん難しいのは「日々の把握」
インターバル時間を就業規則に定めることは、比較的すぐにできます。 難しいのは、それが日々守られているかを把握し、守れない見込みのときに手を打つことです。 月末の集計で不足が分かっても、その勤務はもう終わっています。

01

本人が気づける

管理者のレポートを待たず、打刻した本人に直接メッセージが表示されます。翌日の出勤時刻を調整する判断が、その場でできます。

02

医師の働き方改革にも対応
連続勤務時間の上限チェックを搭載。日付をまたぐ長時間勤務も、出勤打刻からの経過時間で正しく評価します。

03

運用を止めない

注意喚起の表示のみで、打刻そのものはブロックしません。現場の運用を妨げずに気づきを促します。

04

基準は自社で決められる
インターバル時間、連続勤務制限時間、表示メッセージ、対象者は設定式。就業規則や職種にあわせて調整できます。

 

 

判定のしくみ

予定と実績を突き合わせて、確保できるインターバルを計算します

就業管理システム TimeWorks(タイム・ワークス) から端末へ連携される「照会データ」に、 出勤予定時刻と退勤予定時刻を追加。打刻のたびにこれらを参照して計算し、設定した閾値と比較します。

(クリックで拡大)

出勤打刻時は逆に、直近の退勤打刻からの経過時間を評価します。いずれも日付をまたぐ勤務に対応しています。

 

チェックの種類

3つの観点、4つのチェックタイミング

TimeWorks で登録した出退勤予定時刻と打刻実績時刻を比較し、条件に該当した場合に対応するメッセージを表示します。

退勤打刻時

出勤打刻からの経過時間

連続勤務時間超過
直近の出勤打刻時刻と現在時刻を比較し、設定した連続勤務制限時間以上経過していた場合に表示します。出勤から退勤までに日付が変わる勤務もチェック可能です。医師の働き方改革対応
退勤打刻時

次回出勤予定までの時間

勤務間インターバル時間不足
次回の出勤予定時刻と現在時刻を比較し、予定どおり出勤すると設定値以上のインターバル時間が確保できない場合に表示します。
出勤打刻時

前回退勤からの経過時間

勤務間インターバル時間不足
直近の退勤打刻時刻と出勤時刻を比較し、設定値以上のインターバル時間が確保されていない場合に表示します。
退勤打刻時

退勤予定時刻からの超過

連続勤務時間超過
退勤予定時刻と現在時刻を比較し、設定した超過許容時間以上遅れていた場合に表示します。

 

表示の優先順位 連続勤務時間超過 → 勤務間インターバル時間不足 → 退勤予定時刻超過
複数の条件に同時に当てはまる場合は、上位の表示のみ行います。

 

職種ごとに対象を分けられます。 チェックの対象者は就業側の設定で指定するため、たとえば医師には連続勤務時間超過、看護職にはインターバル時間不足、といった運用が可能です

 

画面表示例

(クリックで拡大)

メッセージは上段・下段それぞれ設定で変更できます。

 

みなし時刻

20分の早出で警告が出続ける、を防ぐしくみ

予定時刻ちょうどに出退勤することはほとんどありません。そこで、予定時刻から一定の範囲内の打刻は 「予定どおり出退勤した」ものとして扱う みなし時刻 を設けました。 チェックの対象時刻を読み替えるだけで、実際の打刻データには一切影響しません。

(クリックで拡大)

  • 出勤みなし時間・退勤みなし時間はそれぞれ個別に設定できます(上図は出勤45分以内/退勤30分以内の場合)。
  • みなし時刻は本機能における各チェックの対象時刻を変更するのみで、勤怠計算には影響しません。

 

端末での確認

自分の予定出退勤時刻を、端末で確認できます

本機能が有効な端末では、照会画面から「切替」ボタンを押していくことで 日報 → 届出・その他 → 予定出退勤確認 の順に画面が切り替わり、登録済みの予定出退勤時刻を確認できます。

画面 表示内容
日報 日付・曜日・勤務・出勤・退勤・届け出
届出・その他 届出の有無、食事などのその他実績
予定出退勤確認 出予定・退予定・出勤・退勤を1週間分並べて表示

 

※ 予定出退勤確認画面は KS4200 のみの機能です。
KS5100 では表示されません(注意喚起表示は両機種でご利用いただけます)。

 

照会データ受信のしくみ
チェックに必要な出退勤の予定・実績データは「照会データ」として端末に保存されます。 通常は1日1回の全件受信ですが、それだけでは勤務形態によって別端末での打刻連携が間に合わない場合があるため、 始業時刻と終業時刻の間に差分受信を行います(勤務形態に応じて1日に0〜2回実行)。

 

STEP 1

端末Aで出勤打刻
この時点では端末Bに情報がなく、端末Bでの退勤時チェックができません。

STEP 2

差分受信
照会データを再計算して当日分のみ再配信。端末BにAの打刻情報が連携されます。

STEP 3

端末Bで退勤打刻
Aでの出勤打刻が連携済みのため、端末Bでも正しくチェックできます。

  • 全件受信時刻・差分受信時刻は、導入時にご希望の時間で設定いたします。
  • 照会データ受信中に届出打刻を行った場合、タイミングによっては一時的に端末で照会できないことがあります。サーバーにはリアルタイムで登録されるため、次回受信後には端末で照会できます。

 

ご利用条件
対応端末と必要バージョン

機能 KS4200 KS5100
連続勤務時間超過の注意喚起
勤務間インターバル時間不足の注意喚起
退勤予定時刻超過の注意喚起
予定出退勤確認画面

 

必要なシステム構成

対応端末 時間管理端末 KS4200 / KS5100(本機能対応ファームウェア)
TimeWorks
(タイム・ワークス)
Version 11.0.0以降
端末照会データ作成で、予定入退・チェックコードを追加出力する設定が必要です。
データ収集ソフト Version 7.3.20以降
TimeWorks が作成したデータを受信用の一時ファイルに変換します。本機能の利用には導入が必要です。
照会データ機能 オンプレミス版向けに用意されていた照会データ機能を、SaaS版向けにも追加しています。

 

※ 本機能が実装されていない端末と、本機能をONにした端末を同時に稼働することはできません。
既存の端末を更新いただくか、端末側で本機能をOFFにしてください。

 

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